iRMCでサーバのシリアルコンソールにアクセス

はじめに

iRMCでサーバのシリアルコンソールにアクセスする。

サーバの多くはシリアルコンソールでのアクセスが可能であり、富士通サーバの場合はiRMCの機能としてシリアルコンソールのアクセスが提供されている。 これの使用方法を記載する。

事前準備

BIOSからマネジメントポートに適切なIPアドレスを振っておくこと

iRMCを用いてコンソールへのアクセス

ブラウザからの設定

ブラウザにIPアドレスを入力する。

次に、ログインを行う。 通常、デフォルトのIDとパスワードはadmin/adminである。

[Console] - [BIOS Text Console]を押下する。

[Console Redirection Enabled]にチェックを入れて、[Apply]を押下する。

これで、ssh越しに制御できるようになる。

SSHによるアクセス

ターミナルを使ってSSHを行う。 ターミナルはputtyを使用した。 IPアドレスを入力して[Open]を押下する。

以下の画面にて、[r]を選択する。

(省略)

    Main Menu

(1) System Information...
(2) Power Management...
(3) Enclosure Information...
(4) Service Processor...
(5) RAID Management...

(c) Change password
(r) Console Redirection (EMS/SAC)
(s) Start a Command Line shell...
(l) Console Logging

Enter selection or (0) to quit: r ←入力

SSHでiRMCのIPアドレスにアクセスできる。

参考

haruka-note.hateblo.jp